みずほ銀行、受注データで中小企業向け融資判断=日立グループ取引先対象
2017/03/30
株式会社 時事通信社
みずほ銀行は30日、日立製作所グループと取引がある中小企業向けに、インターネット経由で交わされる受発注データに基づき、運転資金の貸し出し判断を行う融資サービスを始めると発表した。ネット上の取引情報を融資審査に活用するのは、同行では初めて。 対象は、日立がネット上で提供する受発注システム「TWX-21」を導入している企業。融資を申し込むと、みずほ銀が同システムから受注データを取り込み、審査や貸出額算定に用いる。 新サービスの開始日は4月19日。データ利用の前提として発注企業からも事前同意を得ることにしているため、融資先は日立グループの取引企業に限られるが、今後は対象の拡大を図る。データの分析に人工知能(AI)を使うことも検討していく。(2017/03/30-17:21)
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