みずほ銀、風力発電に事業融資240億円
2017/03/22
株式会社 時事通信社
みずほ銀行は21日、日本政策投資銀行などが設立した風力発電専門の「日本風力開発ジョイントファンド」を対象に、240億円の事業融資(プロジェクトファイナンス)を組成したと発表した。ファンド発足時に政投銀が行った融資の借り換えで、風力発電向けとしては国内最大級の事業融資となる。 同ファンドは国内で計15カ所の風力発電施設を運営している。事業融資には、みずほ銀行のほか日本生命、静岡銀行、第四銀行、東邦銀行、みちのく銀行、りそな銀行、NTTファイナンス、岩手銀行の計9金融機関が参加した。 今回の事業融資は、風力発電プロジェクト向けとしては国内で初めて、格付投資情報センター(R&I)からトリプルBの格付けを取得。同ファンドが民間金融機関から資金を調達しやすくなったため、政投銀は資金を回収することにした。(2017/03/22-07:32)
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