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円高回避なら主力株上昇〔私の相場観〕

2017/03/21 株式会社 時事通信社
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藍沢証券投資リサーチセンター長飯田裕康氏  年初からの株価指数を見ると、個人投資家の参加意欲が旺盛な東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均株価の上昇が目立つ一方、日経平均株価はほぼ横ばいで推移している。ただ、中長期的には出遅れた指数も先行した指数に収れんしていくため、日経平均も今後の上昇が見込める。4月に日米経済対話が始まるが、日本は米国の圧力によって過度な円高になるような事態の回避を目指すだろう。日本が円相場で必要以上にたたかれなければ、主力株は上昇に転じよう。  3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)は事前予想通りに追加利上げを決定したが、直後の日経平均は上昇で終わった。日米の金融政策を決める重要な会合などを終え、4月に向けて再び主力市場に資金が向かっていくイメージが描けそうだ。4~5月に1ドル=115円台になれば、日経平均は2017年度中に2万1000円を目指すと予想する。(2017/03/21-14:32)

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