M&Aに計5千億円=4年間の新中期計画発表-日生
2017/03/17
株式会社 時事通信社
日本生命保険は17日、2017年度から20年度までの4年間を対象とする新中期経営計画を発表した。合併・買収(M&A)に計5000億円を投じることが柱。人口減少に伴う国内市場の縮小が見込まれる中、成長が期待できる海外の保険会社や資産運用会社を買収し、収益源の多様化を目指す。 新計画では、日生本体以外のグループ企業の純利益(16年度は300億円超の見通し)を、20年度に計700億円と倍増させる目標も打ち出した。国内の生保事業では、傘下の三井生命保険と連携して品ぞろえを増やし、20年度の保険料収入を16年度比8%増とする計画だ。 日生は15年春、24年度までにM&Aに1兆5000億円を投じるとの方針を発表。その後、三井生命やオーストラリアの生保会社MLCLなどを買収した。(2017/03/20-07:42)
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