キャリア
出光興産、東商取の石油現物市場に参加＝元売りで初
2017/03/17
株式会社 時事通信社
石油元売りの出光興産が、東京商品取引所の石油製品現物市場の利用を始めたことが１７日、関係者の話で分かった。東商取が１月に開設した同市場への元売りの参加は初めて。東商取は他の元売りにも働き掛けており、流動性のさらなる拡大を目指す。 東商取によると、石油現物市場の取引量は１～２月が４８件、計５７５０キロリットル（陸上と海上の合計）。３月に入って成約が増えており、１～１３日は２９件、１２１０キロリットルとなった。 東商取は、５月から石油製品の現金決済先物取引も始め、石油取引全体の活性化を図る考えで、元売りの積極的な取引参加が期待されている。（2017/03/17-10:08）
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