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『健康起因事故防止支援サービス』の提供開始

2016/10/27 損害保険ジャパン日本興亜株式会社
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2016年10月26日


損害保険ジャパン日本興亜株式会社
SOMPOリスケアマネジメント株式会社


『健康起因事故防止支援サービス』の提供開始


損害保険ジャパン日本興亜株式会社(社長:西澤 敬二、以下「損保ジャパン日本興亜」)とSOMPOリスケアマネジメント株式会社(社長:布施 康、以下「SOMPOリスケア」)は、11月1日から企業における自動車運転者の健康状態に起因する交通事故(以下「健康起因事故」)防止をサポートする『健康起因事故防止支援サービス』(以下「本サービス」)の提供を開始します。

1.背景
昨今、脳血管疾患や心疾患、てんかんなど、健康起因の自動車事故件数が増加していることから、運転者の健康維持は、自動車を業務使用する事業者にとって不可欠な取組みとなっています。
すべての事業者には、労働安全衛生法で労働者の安全と健康の確保が求められています。国土交通省は、運輸事業者に対して運転者の健康状態を良好に保持すべき具体的な項目を定めているほか、
社内環境の整備等を前提とした運転者自身の自発的な健康管理や健康増進を求めています(※1)。
健康起因事故の原因となる疾病の多くは、早期に対策を講じることで、予防可能であると考えられていますが、運転者に対して十分に教育・指導できている事業者は、まだ少ないのが実情です。
こうした状況を受け、損保ジャパン日本興亜とSOMPOリスケアは、運転者に対する健康起因事故防止教育を中心とした本サービスの提供を開始することとしました。
※1 国土交通省自動車局 自動車運送事業に係る交通事故要因分析検討会「事業用自動車の運転者の健康管理マニュアル」(平成 22 年 7 月 1 日 平成 26 年 4 月 18 日(改訂))

2.本サービスの概要
本サービスでは、以下3つのメニューをご提供します。

項目 内容
①e ラーニング 自動車の運転に影響を及ぼす恐れがある代表的な病気やその予防方法な
どについて、インターネットを通じて手軽に学習することができます。
②スマホアプリによる SAS(※2)簡易検査 スマートフォンアプリで運転者の睡眠中の音(いびき)から「無呼吸区
間」を検出することで、SAS の可能性を可視化し、企業の管理者に
レポートとして提供します。
③各種健康管理支援研修への講師派遣 企業の管理者または従業員向けに、健康起因事故防止につながる各種
健康管理手法に関する研修に講師を派遣します。

①・②は損保ジャパン日本興亜、③はSOMPOリスケアがご提供します。
※2 Sleep Apnea Syndrome(睡眠時無呼吸症候群)の略。

(1)特長
①e ラーニングは、「生活習慣病」「居眠り運転」「突然死」のコンテンツを用意しています。
運転者はインターネットを通じて、時間や場所を問わず受講が可能であり、企業の管理者は受講者の進捗状況を把握することができます。
②スマホアプリは、SAS 予備軍を 70%の精度で検知することが可能です。企業の管理者に提供するレポートでは、運転者の SAS の可能性をまとめており、SAS スクリーニング検査を実施する対象者の絞り込みに活用いただけます。
③各種健康管理支援研修では、「健康起因による交通事故の現状と管理手法」「ドライバー高齢化への対応」「中小企業における健康経営」等のテーマで講師を派遣します。

(2)対象
運転者の健康起因事故防止、安全運転管理に関心のある企業
(輸送事業者、非輸送事業者を問いません。)

(3)費用(税抜)
①e ラーニング :利用者 50 名まで 45,000 円(※3)
②スマホアプリによる SAS 簡易検査 :利用者 50 名まで 40,000 円(※3)
③各種健康管理支援研修への講師派遣:150,000 円/回+交通費
※3 ①・②の費用は、利用者数により変動します。

3.今後の展開
損保ジャパン日本興亜とSOMPOリスケアは、安心・安全・健康に資するサービスプロバイダーとして、引き続き健康起因に関わる事故防止サービスを開発・提供し、企業の事故防止活動を支援していきます。

以上

この記事の情報発信者

損害保険ジャパン日本興亜株式会社

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[HP] http://www.sjnk.co.jp/

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