東芝、上場廃止回避へ努力を=市場広範に影響-日証協会長
2017/03/16
株式会社 時事通信社
日本証券業協会の稲野和利会長は15日の記者会見で、東芝に対し、「上場廃止という究極的な事態は絶対に避けてほしい」と述べ、再延期した2016年4~12月期決算を速やかに公表し、再生への取り組みを急ぐよう求めた。 稲野氏は「仮に上場廃止になった場合、影響は東芝株主にとどまらず市場の広範囲に及ぶ」と指摘。市場全体への影響に懸念を示した。 東芝の決算再延期に関しては、「株主が正確な投資判断をできない状況が長く続いていることは誠に遺憾で由々しき問題だ」と批判した。(2017/03/15-17:56)
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