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もみじ銀、「カープＶ号」お披露目＝移動店舗車、マツダスタジアムで営業開始－広島
2017/03/08
株式会社 時事通信社
もみじ銀行は８日、プロ野球広島東洋カープの２５年ぶりのリーグ制覇を記念して導入した移動店舗車「カープＶ号」の運用を始めた。現金自動預払機（ＡＴＭ）１台のほか、窓口カウンターを備え、住宅ローンや資産運用などの相談に対応する。 初日は、マツダスタジアム開催のオープン戦に合わせ、球場近くに配備した。本店営業部の専門スタッフ３人が常駐し、今後もカープ主催試合をはじめ、商業施設や住宅展示場、イベント会場、店舗がない地域などに月２０日程度出動する。 カープＶ号は、昨年のリーグ優勝が地元にもたらした盛り上がりを形に残し、地域貢献につなげようと、行員が発案した。広島市で開かれた出動式で、小田宏史頭取は「カープにあやかり、この車が愛され、親しまれるように一生懸命取り組みたい」とあいさつした。 車両は、マツダ製の３トントラックで、外側には球団のマスコットキャラクター「カープ坊や」をデザイン。発電機も搭載し、災害時には被災地での金融サービス提供や電力供給に役立てていく。 ＡＴＭの利用明細は、ここでしか入手できないカープ坊やが印刷された様式で、熱心な地元ファンの関心を集めそうだ。（2017/03/08-12:35）
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