キャリア
銀行貸し出し、２．５％増＝５年６カ月連続－２月末
2017/03/07
株式会社 時事通信社
全国銀行協会が７日発表した２月末の預金・貸出金速報によると、都市銀行や地方銀行など全国１１６行の貸出金残高は、前年同月比２．５％増の４７５兆９５２６億円だった。５年６カ月連続で前年同月の水準を上回った。日銀のマイナス金利政策を背景にした低金利で、企業や個人の借り入れは、増加傾向を維持している。 地方銀行や第二地銀、信託銀行の貸出金は、３～６％台の伸びが続いた。一方、都市銀行は０．１％減。政府や地方公共団体向けが落ち込み、８カ月連続の減少となったが、マイナス幅は前月（０．６％）から縮小した。 総預金から小切手、手形を除いた実質預金残高は、５．１％増の６９７兆５４３億円と、５カ月連続で過去最高を更新した。低金利による運用難で、資金が預金に流入する動きが続いた。（2017/03/07-19:06）
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