大阪2行の合併検討=系列地銀統合で-三井住友・りそな
2017/03/01
株式会社 時事通信社
三井住友フィナンシャルグループとりそなホールディングスが、経営統合する関西の系列地銀3行のうち、大阪府を地盤とする関西アーバン銀行と近畿大阪銀行の合併を検討していることが28日、明らかになった。営業地域が重複しているため、合併による店舗見直しなどで経営効率化を進める。神戸市に本店を置くみなと銀行は、地元に浸透しているため現状のまま存続させる見通しだ。 関西アーバンとみなとは三井住友系列、近畿大阪はりそなの子会社。三井住友とりそなは、3地銀の統合の詳細をを3月3日に発表する。 2018年春に関西アーバン、近畿大阪、みなとを経営統合し、3行を傘下に置く持ち株会社を設立。持ち株会社にはりそなが過半を、三井住友が2割程度を出資する見通し。大阪の2行は、経営統合から一定期間が経過した後に合併させる方向だ。(2017/03/01-08:18)
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