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富国、朝日も保険料上げ=超低金利の長期化で運用難

2017/02/28 株式会社 時事通信社
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富国生命保険と朝日生命保険は28日、保険料を毎月払うタイプの保険商品について、4月2日の契約分から値上げすると発表した。日銀のマイナス金利政策の影響で市場金利の低下が長期化し、資金の運用が厳しいため。生保業界では日本生命保険や明治安田生命保険も値上げを発表している。  富国では、30歳男性が保険金210万円の学資保険(払込期間18年)に加入した場合、毎月の保険料は1万170円となり、7.1%(677円)上がる。朝日の介護保険は、「要介護3」に認定されると保険金300万円を受け取れる契約を50歳男性が結ぶと、保険料は月2784円と2.3%(63円)高くなる。  超低金利を受け、金融庁が保険料算出の目安となる「標準利率」を4月に現在の1.0%から0.25%に引き下げることを両社とも反映した。(2017/02/28-16:57)

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株式会社 時事通信社

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