元アーツ証券社長ら逮捕=レセプト債破綻、金商法違反容疑-千葉地検
2017/02/15
株式会社 時事通信社
医療機関の診療報酬請求権を債権化した「レセプト債」の発行元ファンドなどが破綻した問題で、千葉地検特別刑事部は15日、安全性が高いと虚偽の説明をしたなどとして、金融商品取引法違反(偽計)の疑いで元アーツ証券社長川崎正容疑者(63)=千葉市緑区=ら3人を逮捕した。地検は認否を明らかにしていない。 他に逮捕されたのは、ファンド運営会社「オプティファクター」元社長の児泉一容疑者(36)=東京都品川区=と、元アーツ証券役員江連昌一容疑者(56)=同=。 逮捕容疑では、川崎容疑者らは10億1600万円分のレセプト債を販売するため、2014年12月~15年9月に計20回、別の証券会社4社に虚偽の運用実績報告書を郵送。15年1月~10月、京都府内などで29回にわたり、「安全性が高い商品」などと投資家13人に虚偽の説明をさせた疑い。(2017/02/15-20:04)
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