豪保険チャレンジャーの12月中間、減収減益
2017/02/14
株式会社 時事通信社
【シドニー時事】オーストラリアの保険会社チャレンジャー・リミテッドが14日発表した2016年12月中間決算によると、総収入は前年同期比1.0%減の9億4070万豪ドルとなった。 純利益は14.0%減の2億0150万豪ドルだった。前年同期に事業売却益を計上していた反動で、大幅減益になった。 1株当たり中間配当は、6.3%増の0.17豪ドルに引き上げた。 チャレンジャーは、従業員の退職年金(スーパー・アニュエーション)運営で最大手。部門別の純売上高は、生命保険が前年同期比8.0%増の3億1640万豪ドル、資金運用は2.7%減の6530万豪ドル、法人とその他が40万豪ドル(前年同期は60万豪ドル)だった。 チャレンジャーは昨年、三井住友海上プライマリー生命と、チャレンジャーの豪ドル建て年金保険を日本で販売してもらう提携策を結んだ。チャレンジャーは「16年11、12月だけでも1億2500万豪ドル相当の売り上げがあった」と説明し、市場規模が大きい日本での成長に期待を寄せた。(2017/02/14-13:46)
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