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預金金利、ついにゼロ?=三菱東京UFJ、みずほ

2017/02/14 株式会社 時事通信社
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預金金利がついにゼロに?。三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行が公表した2016年4~12月期決算資料で、預金の平均利回りは年0.00%となった。店頭での利回りはわずかに残っているものの、過去の高金利の定期預金が順次満期を迎え、預金金利の平均が低下したためだ。預金金利が限界まで下がっている現状が浮かび上がった。  3メガバンクのうち、三井住友銀行の預金利回りは年0.01%。3行とも、前年同期の年0.03%からさらに低下した。預金利回りは小数点第3位以下を切り捨てている。  3行の普通預金金利は、日銀がマイナス金利政策を導入した16年2月以降、年0.001%に張り付いたままだ。定期預金も年数に関係なく年0.01%で、預金者が受け取れる利息はわずかだ。   それにもかかわらず、3行の預金残高は増え続けている。三菱東京UFJの国内預金残高は12月末時点で117兆円と、前年同月から約10兆円増加。お金が行き場を失っているといえそうだ。(2017/02/14-17:29)

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株式会社 時事通信社

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