豊和銀、20億円増資=優先株、地元企業引き受け
2017/02/13
株式会社 時事通信社
豊和銀行は10日、20億円の資本増強をし、財務基盤を強化すると発表した。普通株への強制転換条項の付いた優先株を80億円発行。バーゼル3では将来的に自己資本に算入できなくなる現在の優先株60億円を消却した上で、増資する。 新たな優先株は、現行の優先株を持つ地元企業などに割り当てる。払込期日は4月27日。増資によって、自己資本比率は8.32%(昨年12月末)から、今年9月末には8.6%程度に上昇する見込みだ。 自己資本規制(バーゼル3)では、2020年3月以降、現行の社債型優先株の自己資本への算入額が段階的に減っていく。そのため、全額組み入れ可能な強制転換条項付き優先株に入れ替える。(2017/02/10-19:19)
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