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保険料、4月値上げ=終身は2割、マイナス金利響く-日生

2017/02/02 株式会社 時事通信社
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日本生命保険は2日、保険料を毎月納めるタイプの保険商品について、保険料を引き上げると発表した。日銀のマイナス金利政策の影響で市場金利が低下し、運用収益が落ち込んでいるため。貯蓄性の高い年金保険は平均3%、死亡時に保険金が支払われる終身保険は同20%の値上げとなる。4月2日の契約分から適用する。  30歳の男性が60歳から年60万円の年金を10年間受け取る場合、毎月の保険料は3.6%(546円)上がり1万5852円となる。40歳の男性が死亡時保険金300万円の終身保険(払込期間20年)に加入する際の保険料は1万3653円と22.1%(2475円)高くなる。  金融庁が保険料算出の目安となる「標準利率」を4月に現在の1.0%から0.25%に引き下げることを踏まえた。標準利率は国債利回りを基に決められており、引き下げは4年ぶり。   第一生命保険や明治安田生命保険なども保険料の引き上げを検討中で、値上げが相次ぐ見通しだ。(2017/02/02-14:07)

この記事の情報発信者

株式会社 時事通信社

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[HP] http://www.jiji.com/

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