キャリア
みずほＦＧ、傘下２行トップ交代＝銀行頭取に藤原氏、信託は飯盛氏
2017/02/02
株式会社 時事通信社
みずほフィナンシャルグループ（ＦＧ）は３１日、傘下のみずほ銀行の頭取に藤原弘治ＦＧ常務（５５）が、みずほ信託銀行の社長に飯盛徹夫ＦＧ常務執行役員（５６）が４月１日付で就任する人事を発表した。林信秀みずほ銀頭取（５９）と中野武夫みずほ信託銀社長（６０）は、それぞれ自行の代表権を持たない会長に就く。 記者会見で藤原氏は、超低金利環境でのみずほ銀の経営のかじ取りについて「非金利収入の確保とコスト改革で安定的な収益構造に変えていく」と表明した。飯盛氏はみずほ信託銀の経営に関して「コンサルティングの人材を育て、他社と差別化していく」と語った。 みずほＦＧの佐藤康博社長（６４）は、「若いトップの推進力で現場力、営業力が強化される」と期待を示した。 藤原 弘治氏（ふじわら・こうじ）早大商卒。８５年第一勧業銀行（現みずほ銀行）入行、１２年みずほＦＧ執行役員、１４年６月常務。広島県出身。 飯盛 徹夫氏（いいもり・てつお）慶大経卒。８４年富士銀行（現みずほ銀行）入行、１１年みずほＦＧ執行役員、１６年４月常務執行役員。東京都出身。（2017/02/02-07:50）
〔写真説明〕記者会見後に記念撮影に応じる、（左から）みずほ銀行の藤原弘治次期頭取、みずほフィナンシャルグループの佐藤康博社長、みずほ信託銀行の飯盛徹夫次期社長＝３１日午後、日銀本店
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