農林中金、宮城の被災生産者を支援=集出荷調整施設購入に1000万円
2017/01/27
株式会社 時事通信社
農林中金仙台支店は27日、東日本大震災で被災した女性が設立した農業生産組織「気仙沼ウーパー」(宮城県気仙沼市)に対し、購入費として約1000万円を支援した野菜の集出荷調整施設が完成したと発表した。地域振興を促す事業支援の一環で、復興を後押しするのが目的。 気仙沼ウーパーは2015年5月に設立。ちぢみ小松菜やセリなどの葉物野菜を中心に生産している。また、地域の農家が生産した野菜の出荷調整作業も受託している。 この地域では、JA南三陸が葉物野菜を「春告げやさい」と名付け産地化を進めてきたが、震災で生産量が大幅に減少。気仙沼ウーパーが中心となり、地域農業の振興と産地化に取り組んでいる。(2017/01/27-16:21)
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