発達障害がある方でも加入できる保険はある?基礎知識と案内のポイント
「大人の発達障害」という言葉があるように、昨今は子どもだけでなく大人の発達障害についても広く知られるようになってきました。「実は……」とお客さまから相談されることや、「発達障害があっても加入できる保険はあるのか」といったお問い合わせを受ける機会も増えているのではないでしょうか。
「大人の発達障害」という言葉があるように、昨今は子どもだけでなく大人の発達障害についても広く知られるようになってきました。「実は……」とお客さまから相談されることや、「発達障害があっても加入できる保険はあるのか」といったお問い合わせを受ける機会も増えているのではないでしょうか。
本記事では、そうしたご相談に適切に対応できるよう、発達障害についての基礎知識と、発達障害がある方が検討できる保険の選択肢を整理します。
発達障害の定義と主な種類
厚生労働省によると、発達障害は「生まれつきみられる脳の働き方の違いにより、幼児のうちから行動面や情緒面に特徴がある状態」と定義されています。一言で発達障害といっても種類はさまざまで、同じ診断名でも特性の現れ方が異なる場合や、複数の特性を併せ持つ場合もあります。
自閉症スペクトラム
表情や言葉、身振りを使ったコミュニケーションに苦手さが現れる特性です。自分の気持ちを伝えたり相手の気持ちを理解したりすることが難しい場合が多く、特定の物事へ強い関心やこだわりを持つ傾向も見られます。音や光などの感覚刺激に敏感な特性を併せ持つ場合もあります。
注意欠如・多動症(ADHD)
落ち着きがなく待つことが難しい、集中力が持続しにくい、不注意によるミスが多いといった特性で、ADHDとも呼ばれます。多動性・衝動性と不注意の両方が見られる場合もあれば、いずれか一方の特性が中心の場合もあります。
学習障害(LD)
全体的な知的発達に遅れはないものの、読み・書き・計算など特定の学習に限って困難が現れる状態で、LDと表現されることもあります。
発達障害がある方向けの保険の選択肢
保険会社や商品によって引受基準は異なり、発達障害を理由に一律で加入不可としているわけではありません。一例として、発達障害のほか知的障害やダウン症、てんかんといった持病がある方を対象とした保険を扱う保険会社もあります。
加入・告知で押さえておきたいポイント
発達障害があっても加入できる保険があるという情報を必要としているお客さまは一定数いらっしゃいます。センシティブな内容であるからこそ、正確な情報提供が重要です。
また、傷病や障がいに関する告知では、初診日を確認されるケースが一般的です。お客さまへご案内する際は、事前に初診日を把握しておいていただくよう周知しておくと、手続きがスムーズに進みやすくなります。
お客さまへの案内で気をつけたいポイント(まとめ)
- 発達障害には複数の種類があり、特性の現れ方は人によって異なる
- 発達障害を理由に一律で加入不可となるわけではなく、対応する保険会社・商品も存在する
- 個別商品の紹介はあくまで選択肢の一例であり、複数商品を比較しながら案内することが望ましい
- 告知の際は初診日の把握が重要になるため、事前にお客さまへ周知しておくとよい
よくある質問
本記事は転載元の公式発表をもとに INSURANCE JOURNAL が掲載しています。掲載内容は公開時点の情報に基づきます。