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東和銀と群馬県信用保証協会、経営改善支援で業務提携
2017/01/12
株式会社 時事通信社
東和銀行と群馬県信用保証協会（前橋市）は１２日、貸出条件変更中で融資を受けにくい中小企業や小規模事業者であっても、経営改善策を進め将来性が見込まれると判断された企業については、新規融資や信用保証を行うことを定めた業務提携を締結したと発表した。 これまで別々に判断していた融資や信用保証について、両者が連携して事業性評価を行い、中小企業などの経営改善を円滑に進める狙いがある。 提携では、過去の業績悪化などにより、返済期日の延長や返済緩和など貸出条件の変更中であっても、経営改善計画書の策定や、他の取引金融機関と計画書の情報共有を行うなど、経営改善策を実行している企業を支援対象としている。銀行と協会のそれぞれの企業支援担当部署に設置した窓口を通して両者で企業の事業性を評価し、業績回復が見込まれる企業について、新規融資や信用保証を行う。 協会によると、信用保証を利用している県内企業は約２万１０００社あり、うち貸出条件を変更しているのは約４０００社という。三沢益巳会長は「県内の多くの中小企業や小規模事業者は依然として厳しい経営環境にある。今まで以上に経営改善のスピードを速め、地域経済の発展に努めていきたい」と話している。（2017/01/12-19:15）
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