〔年頭所感〕日比野大和証G本社社長:個人資産運用に多大な潜在ニーズ
2017/01/05
株式会社 時事通信社
日比野隆司大和証券グループ本社社長=2017年の内外経済をめぐる展望は明るさを増している。トランプ次期米大統領の経済刺激的な政策が実行に移されることにより、米国のみならず、世界経済をリードすることが期待され、日本でも良好な株式市場が展望される。世界経済が大きく変化する局面で、多くの顧客がプロのアドバイスを求めており、特に個人の資産運用市場は、潜在的なコンサルティング・ニーズにあふれている。 これまでの「アベノミクス相場」でも、「貯蓄から投資」の流れが本格化したとは言えず、個人金融資産の900兆円を超える現預金の「大きな山」は、まだ動いていない。今年は、20年近く続いたデフレがいよいよ転換点を迎え、貯蓄から投資への資金移動に強い追い風が吹く可能性がある。資産形成が時代のテーマとなる中、証券市場を通じ、豊かな国民生活と日本の成長戦略に貢献したい。(2017/01/04-10:40)
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