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現金輸送車に拳銃強盗か＝バッグ残し、男逃走－警視庁
2016/12/26
株式会社 時事通信社
２２日午後３時半ごろ、東京都昭島市玉川町の八千代銀行昭島支店前の敷地内で、現金輸送車を止めて作業していた男性警備員（２９）に男が拳銃のようなものを突き付け、バッグ２個を奪った。男は自転車で逃げたが近くで転倒、バッグを二つとも落とし逃走した。警備員らにけがはなく、警視庁は強盗事件として男の行方を追っている。 昭島署によると、警備員は車のそばにいた男性行員（４５）からバッグを受け取り、後ろのドアから中に積もうとしていた。男は警備員の背中に拳銃のようなものを突き付けて「バッグを置け、撃つぞ」などと脅した。逃走途中に通行人の男性が傘を使って転倒させ、男はバッグと自転車をその場に残して走り去った。 バッグには有価証券や公共料金支払書などが入っており、現金はなかった。車の中には現金が積まれていたという。 男は２０～３０代で、身長約１７０センチのやせ形。黒色のニット帽にジャンパー姿、マスクを着けていたという。 近くに住む会社員黒沼弘孝さん（４４）は「幼い娘を連れてよく通る場所。拳銃を持っていると聞いたし、早く捕まってほしい」と話した。 現場はＪＲ青梅線東中神駅から西に約２５０メートル。（2016/12/22-20:48）
〔写真説明〕男が行員に拳銃のようなものを突き付け、バッグを奪う強盗事件があった八千代銀行昭島支店前＝２２日午後、東京都昭島市玉川町
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