英ロイズ、クレジットカード会社買収=米バンカメ傘下
2016/12/21
株式会社 時事通信社
【ロンドン時事】英金融大手ロイズ・バンキング・グループは20日、米同業バンク・オブ・アメリカ傘下の英クレジットカード会社「MBNA」を19億ポンドで買収すると発表した。BBC放送などによると、英金融機関による企業買収は2008年の金融危機以降で初めてという。買収手続きは来年上半期末までに完了する見込み。 MBNAの買収により、ロイズの年間収入は6億5000万ポンド増加。英国のクレジットカード市場におけるロイズのシェアは15%から26%に拡大する。MBNAのブランドは維持する方針だ。 ロイズは金融危機で業績が悪化し、英政府から公的資金の注入を受けて国有化された。その後、英政府は株式を段階的に売却しており、現在の持ち株比率は7%程度。(2016/12/21-14:17)
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