顧客の1億6000万円着服=紀陽銀の元営業主任-和歌山
2016/12/20
株式会社 時事通信社
紀陽銀行(和歌山市)は19日、元御坊支店営業主任の男性行員(48)が顧客の預金など計約1億6000万円を着服していたと発表した。男性は着服を認め、「借金の返済や生活費などに使った」と話したという。 同行によると、男性は2009年4月~今年11月、複数の支店で、定期預金の継続目的で預かった出金伝票を使い現金を引き出すなどして流用を繰り返した。11月14日、顧客から御坊支店に「担当に預けた通帳や証書が返ってこない」と問い合わせがあり発覚した。 男性は今月、着服金を全額返済。同行は16日付で懲戒解雇処分とし、顧客に弁済した。(2016/12/19-18:36)
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