CLOSE

自動ブレーキ車9%引き=保険料、18年1月から

2016/12/12 株式会社 時事通信社
★ お気に入り

損害保険各社が加盟する損害保険料率算出機構は9日、自動ブレーキを搭載する車の保険料を9%割り引くことを決めたと発表した。事故率が低いためで、2018年1月から適用する。自家用の軽自動車と発売から3年以内の普通・小型車が対象で、年間割引額は平均5000円程度となる見込み。搭載車の普及に弾みがつきそうだ。  自動ブレーキはカメラやレーダーで前方の障害物を察知し、衝突防止のため、自動でブレーキをかける仕組み。最近では割安な軽自動車にも装備されるようになった。  算出機構が事故や保険金の支払い状況を分析した結果、割り引き可能と判断した。自動車の安全関連機能が割引対象になるのは、1998年のアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)以来。   また、算出機構は軽自動車の保険料体系を2020年1月までに見直す。普通・小型車は車種ごとに事故や盗難の頻度に応じて9段階に細分化されているが、軽はこれまで一本化されてきた。複数の区分を設け、実情を反映した保険料体系に改める。今後、自動車業界と協議を重ね詳細を詰める。(2016/12/12-17:21)

この記事の情報発信者

株式会社 時事通信社

時事通信社は、日本の代表的な通信社として、速報性と専門性を兼ね備えたニュースを新聞社、放送局だけでなく、金融機関、官公庁、ポータルサイト向けなど、様々な分野に提供しています。

[HP] http://www.jiji.com/

中京銀、女性活躍企業を支援=日本公庫と協調融資
年末年始休業のお知らせ

保険ビジネスの成功を支援する
INSURANCE JOURNAL