中国のFGCが独エクストロン買収提案を撤回=米大統領の禁止令で
2016/12/09
株式会社 時事通信社
【フランクフルト時事】ドイツの半導体プラント製造大手エクストロンは8日、中国の投資会社、福建グランド・チップ・インベストメント・ファンド(FGC)が同社に対する買収提案を撤回したと発表した。 オバマ米大統領が先に「安全保障上のリスクになる」として、グランド・チップによるエクストロン米子会社の買収を禁止する大統領令を発動したことを受け、グランド・チップは買収の条件が失われたと判断したという。 グランド・チップは7月末、エクストロンがドイツ、英国、米国に持つ研究センターを傘下に収めることを目的に、企業価値6億7000万ユーロでの買収を提案していた。(2016/12/08-23:04)
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