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来年前半まで強気で〔私の相場観〕

2016/12/07 株式会社 時事通信社
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証券ジャパン調査情報部長大谷正之氏  投資環境は良好で、来年前半までは強気姿勢で臨みたい。日経平均株価は6月までに2万1000円を目指す展開となるだろう。  トランプ次期米大統領の政策が実現すれば、米国の景気拡大が想定される。これに伴い、米金利の上昇を通じた円安の進行が考えられ、日本企業の業績にも追い風になる。投資資金が債券から株式に流れ出す動きの一環として、海外投資家は日本株購入をより積極化させるだろう。  株式相場はテクニカル要因からの買いシグナルも出ている。日経平均の200日移動平均線が上昇転換したほか、株価の底入れを示す「Wボトム」の形成など中長期的な株高を確認する重要なチャート形状が続出している。相場の先行きに弱気になる必要はない。  ただ、リスク要因として、フランス大統領選やドイツ連邦議会選を警戒したい。盤石とは言えない中国経済の動向にも常に目を光らせておくべきだろう。(2016/12/07-14:30)

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