2025 年社長年頭挨拶(役職員向け挨拶要旨)
昨年を振り返ると、「住友生命グループ Vision2030」の実現に向けて一丸となって取り組み、様々な領域で、たしかな進歩を重ねられたことを、大変うれしく思います。
一方で、昨年は、年初に能登半島地震が発生し、その後も多くの自然災害が日本列島を襲いました。いまだ渦中にある方々もおられます。
そうした中で、どんな時代にあっても、「for your well-being」の姿勢で、お客さまを、社会を支えていきたい、ということを再認識した年でもありました。
迎えた 2025 年の干支は「乙巳(きのと・み)」=「これまでの努力や準備が実を結び始める」というような意味があります。まさに、「スミセイ中期経営計画 2025」の仕上げの年に相応しいものであると思います。
「3つの視点」で「先へいく」
ぜひ、中計のキーワードのひとつである、「つながる、ひろげる、先へいく。」の中でも、「先へいく」一年にしたいと考えていますが、そのためには「3つの視点」が必要です。
まずは、お客さまを含め、社会・地域などの期待を超える価値を提供する、という「外」の視点、続いて、職員のウェルビーイングの充実を図り、会社としてもさらに成長・発展していく、という「内」の視点、そして、過去の大切なものを受け継ぎ、今の充実を図り、未来への希望をつくる、という「時」の視点の3つです。
「先へいく」ためには、「外・内・時」、これらすべてのウェルビーイングに貢献していく、ということが重要です。これは、住友グループの事業精神である「自利利他公私一如」とも通ずるものであると思います。
ただし、「先」ばかりをみて、それだけを目的にしてもいけません。私たち一人ひとりがもっと「つながり」、もっと「ひろげる」ことを通じて、足元をしっかりと固めることも重要です。その結果として「先へいく」ことによる価値をさらに高めていきたいと思います。
なお、こうした取組みを進めるには、お客さまからの確かな信頼は不可欠です。住友グループが約 400 年の歴史の中で大切にしてきた「信用・信頼」を胸に刻み、あらためて、日々の業務を誠実に取り組んでいきましょう。
この一年、「つながる、ひろげる、先へいく。」の好循環を回し、皆さんにとって、そして、住友生命グループにとって、多くの努力が実を結び、花開く一年となることを祈念して、新年の挨拶とさせていただきます。
2025 年1月6日 取締役 代表執行役社長 高田 幸徳
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