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原子力リスクの遮断評価=東芝問題で-三菱東京UFJ銀行頭取

2017/04/04 株式会社 時事通信社
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三菱東京UFJ銀行の小山田隆頭取は3日、東芝の米原子力子会社ウェスチングハウスが米連邦破産法の適用を申請したことについて、「(東芝の)将来の損失リスクを遮断するということで、必要な手だと思う」と評価し、着実に手続きを進めるよう求めた。東芝への支援については「東芝の具体的なアクションをよく見ながら、対応したい」と述べるにとどめた。  全国銀行協会の会長就任会見で語った。  東芝は2016年4~12月期の決算発表を2回にわたって延期している。小山田頭取は「速やかに対応していただきたい。信頼回復を図るべく、ガバナンス(企業統治)体制の再構築が必要だ」と早期公表を求めた。  同行の東芝向け融資残高は昨年12月時点で1000億円程度あり、主力3行に次ぎ多い。 (2017/04/04-18:03)

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