持続可能な経営体制必要=東芝問題で-地銀協会長
2017/03/15
株式会社 時事通信社
全国地方銀行協会の中西勝則会長(静岡銀行頭取)は15日の定例記者会見で、決算を再延期した東芝について、「損失の確定と(経営の)先行きを示すことが必要だ。持続可能な体制となるのかどうかが大きなテーマになる」と述べた。東芝には大手銀行や地銀など約80の金融機関が融資している。 中西会長は「将来の会社の姿を見たいが、示されていない」と指摘。東芝は金融機関に4月以降の融資継続を求めているが、「今は判断材料が少な過ぎる。大きな判断は難しい」と語った。(2017/03/15-17:01)
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