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サウジ証取と協力強化＝アラムコ誘致へノウハウ提供－ＪＰＸ
2017/03/15
株式会社 時事通信社
日本取引所グループ（ＪＰＸ）は１４日、サウジアラビアのサウジ証券取引所と協力関係を強化したと発表した。政府はサウジ国営石油会社サウジアラムコ株式の東証上場を要請しており、ＪＰＸは誘致活動の一環として取引所運営に関するさまざまなノウハウを提供する。 訪日中のサウジ国王に同行したサウジ証取のハサン最高経営責任者（ＣＥＯ）と、ＪＰＸの清田瞭ＣＥＯが東京証券取引所で会い、幅広い交流を進める包括的な協力協定に署名した。 ＪＰＸは、単一企業が複数の取引所に上場する際の手続きや技術的なノウハウを提供するほか、金融商品の開発で協力する。 東証とサウジアラムコは株式上場に向けた共同研究グループの設置も検討する予定だ。 署名式で清田ＣＥＯは「両市場のさらなる発展のために協力関係を推進していく」と強調した。（2017/03/14-07:30）
〔写真説明〕東京証券取引所で清田瞭日本取引所グループＣＥＯ（右）と写真に納まるサウジ証券取引所のハサンＣＥＯ＝１４日午前、東京都中央区
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