服部みなと銀頭取:重複取引先「心配はない」=関西3地銀統合で
2017/03/10
株式会社 時事通信社
関西3地銀の経営統合に関し、みなと銀行の服部博明頭取は10日、他の2行と重複する取引先について「片寄せや融資量の調整は、今のところは何も変わらないとしか言いようがない。県内ではそれほどかぶっていないので、心配はしていない」と語った。神戸市内で記者会見した。 兵庫県や大阪府で他の2行と重複する支店についても「未来永劫(えいごう)というスパンではないが、(当面は)触らない」と述べ、存続させる考えを改めて示した。 統合に関しては「りそなグループの不動産や信託のノウハウを共有できればと思っている。県民銀行として、地元への密着を今まで以上にブラッシュアップさせていく」と話した。 みなと銀は統合により、りそなホールディングスの傘下に入るが、三井住友銀行との関係は「何も変わらない」と強調。今後への懸念も「今はない」とした。(2017/03/10-18:24)
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