山口FG、指認証システムを17年度導入=もみじ銀は18年度
2017/03/06
株式会社 時事通信社
山口フィナンシャルグループは6日、導入を計画している指認証による電子署名や手ぶら取引など新営業店システムについて、2017年度に山口、北九州両銀行に導入すると発表した。もみじ銀行には18年度に導入する。それぞれ年度当初から順次開始し、半年程度で全店舗に拡大する。 山口FGでは、日立製作所が開発した指静脈を利用する仕組みを導入。指認証による「電子署名」で書類記入、押印などが不要となるなどペーパーレス化、利便性向上を進める。指認証による電子署名は金融機関では初の導入という。 ATMでは、事前登録した簡単な番号と「指」をかざすだけで取引を行うことができる。指認証は当面、普通預金引き出しと通帳紛失時の再発行に活用し、将来的に取引内容を拡充する方針。新営業店システムではこのほか、窓口に来客用ディスプレーを設置しきめ細かく対応する「対話型窓口受付サービス」も導入する。(2017/03/06-16:31)
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