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今月中に2万円台回復〔私の相場観〕

2017/03/06 株式会社 時事通信社
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東洋証券マーケット支援部長檜和田浩昭氏  イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言や経済統計から、米国の利上げ観測が高まっている。2月の米雇用統計も良好な内容とみられ、市場での利上げムードは高まろう。早ければ日経平均株価は今月中の2万円台回復もあるだろう。  ただ、3月の利上げは微妙なところもある。昨年末の実施からまだ3カ月なので、3月以降になることも考えている。いずれにしても日本の株式市場は前向きに評価するだろう。  日米金利差がクローズアップされ、米利上げを見込めば足元の為替相場は円安がもう少し進んでもよい。フランス大統領選挙など欧州情勢へ備えた円買いや、年度末要因で輸出関連企業の実需の円買いがあるようだ。  日経平均は昨年比では高い水準にある。利益確定の売りが出るかもしれないが、売買のボリュームが増えれば海外勢が魅力を感じて加わってくると考える。(2017/03/06-14:09)

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