三菱UFJ信託、議決権行使で第三者委=妥当性を検証
2017/02/27
株式会社 時事通信社
三菱UFJ信託銀行は24日、投資先企業の株主総会で議案への賛否を投じる議決権行使について、妥当性などを検証する第三者委員会を設置すると発表した。委員長には、独立社外取締役の片山英二弁護士が就く。運用部門が開く議決権行使の方針などに関する会議に委員が出席し、意見を言える仕組みも整えた。 第三者委は、原則として3、9月の年2回開催。取締役会の傘下に位置付け、委員長のほか、社外の有識者とコンプライアンス担当役員の3人で構成する。議決権行使の方針や投資家との対話などが適切かどうか審議し、取締役会に報告。問題があれば改善を勧告する。 同行は、6月に集中する今後の株主総会から、議決権行使の結果について、企業、議案ごとの個別開示を始める方針だ。(2017/02/24-20:37)
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