キャリア
東海東京、高木証券を買収＝ＴＯＢで全株取得目指す
2017/02/20
株式会社 時事通信社
東海東京フィナンシャル・ホールディングス（ＨＤ）は２０日、高木証券を買収すると発表した。ＴＯＢ（株式公開買い付け）を通じて完全子会社化を目指す。全株取得した場合の買収額は約１５９億円。中部地区に強みを持つ東海東京ＨＤは、関西地盤の高木証券と営業エリアの重複が少なく、相乗効果が見込めると判断した。買収後は店舗の統廃合など合理化を進める。 ＴＯＢの期間は２１日～４月４日で、１株２７０円で買い付ける。高木証券はＴＯＢに賛同すると発表。高木証券の筆頭株主である野村土地建物と２位株主の野村総合研究所もＴＯＢに応じる。 高木証券は２０１６年４～１２月期の連結営業損益が１９億９００万円の赤字。東海東京の傘下に入り、生き残りを図る。（2017/02/20-18:09）
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