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優良既存住宅に新保険導入へ=住宅保証機構と共同開発-業界団体

2017/02/20 株式会社 時事通信社
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優良ストック住宅推進協議会の和田勇会長(積水ハウス会長)は20日、加盟各社の既存物件のうち、点検・補修が適切に施され、一定の耐震性能を持つ物件「スムストック住宅」を対象に、住宅保証機構と新たな保険の共同開発を進めていると語った。優良な既存住宅の流通促進が狙い。  共同開発しているのは、スムストック専用で、住宅に欠陥が見つかった場合に売り主が責任を負う「瑕疵(かし)保険」で、春ごろから販売を開始する考えだ。住宅履歴や長期的な定期点検の実績が評価され、協議会の会員会社が自ら保険契約者となることで、導入が実現することとなった。  保険導入により、売り主が負担すべき責任が軽減され、買い主にとっても保険に裏付けられた保証と税法上の優遇措置などが得られる。和田勇会長は、古い家を改装しながら新しい人に買ってもらう仕組みづくりを進めるのが目的だとし、「若い人が家を買いやすくなる」と意義を強調した。(2017/02/20-15:55)

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