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JCB、インドに現地法人=カード普及にらむ

2017/02/21 株式会社 時事通信社
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ジェーシービー(JCB)が、インドのムンバイに現地法人を設立することが20日、明らかになった。カード決済の普及をにらみ、営業拠点を構築するのが狙いで、当局の認可を取得後、4月にも業務を開始する。JCBは1980年代前半から海外展開を進め、約30カ所の拠点があるが、インドは初めて。  インドではキャッシュレス社会への移行を目指すモディ首相の下、カードやモバイル端末などによる電子決済の普及が見込まれている。   JCBは13億人もの人口を抱えるインド市場の潜在性を重視。2015年、インド準備銀行(中央銀行)主導の国内決済ネットワーク(NPCI)と提携し、NPCIの加盟店や現金自動預払機(ATM)でJCBカードを取り扱えることなどで合意した。  合意に基づき、JCBは年内にもNPCIが提供する決済サービス「RuPay(ルペイ)」と連携し、買い物時に銀行の預金口座から代金が引き落とされるJCBブランドのデビットカードを発行。将来的にはクレジットカードの発行も見据える。(2017/02/21-07:57)

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株式会社 時事通信社

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