〔ほっとライン〕旧行意識、存在しない=みずほFGの佐藤康博社長
2017/02/13
株式会社 時事通信社
▽…「人物本位、適材適所が貫かれた人事だ」と話すのは、みずほフィナンシャルグループ(FG)の佐藤康博社長(64)。傘下の銀行、信託銀行のトップ交代を決定。証券会社を含む中核子会社トップに経営統合前の第一勧業、富士、日本興業の旧3銀行出身者が並ぶ。旧行への配慮かとの見方にも「結果としてそうなっただけだ」と言い切る。 ▽…2013年に暴力団員らへの融資問題が発覚。その際、旧行意識が強いと、企業体質を批判され、主要ポストの人選を社外取締役のみの指名委員会に任せる体制にした。佐藤社長は「全員を社外にして当時は驚かれたが、覚悟を持って踏み込んだ。旧行のことを言う人は、今は社内に存在しない」と強調している。(2017/02/13-15:01)
この記事の情報発信者
株式会社 時事通信社
時事通信社は、日本の代表的な通信社として、速報性と専門性を兼ね備えたニュースを新聞社、放送局だけでなく、金融機関、官公庁、ポータルサイト向けなど、様々な分野に提供しています。