米ICEの10~12月期、純利益3.8%減=1株利益、予想上回る
2017/02/09
株式会社 時事通信社
【ニューヨーク時事】米インターコンチネンタル取引所(ICE)が7日発表した2016年10~12月期決算は、純利益が前年同期比3.8%減の3億5900万ドル(約403億円)となった。2桁増収を確保したものの、経費の増加率がこれを上回り、収益を圧迫した。 特殊要因を除く調整後の1株当たり利益は0.71ドルと、市場予想平均(トムソン・ロイター調べ)の0.69ドルを上回った。 総収入は、21.7%増の14億8400万ドル。部門別では、株式やデリバティブ(金融派生商品)などの取引・清算部門と上場部門はともに前年からほぼ横ばいとなり、それぞれ8億1800万ドルと1億0500万ドル。一方、市場データサービスは約2倍の5億1500万ドルと、大幅増収となった。 16年通期の総収入は、前期比27.3%増の59億5800万ドル、純利益は11.9%増の14億4900万ドルだった。(2017/02/08-19:07)
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