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米ビザの１０～１２月期、純利益６．６％増＝１株利益、予想上回る
2017/02/06
株式会社 時事通信社
【ニューヨーク時事】米クレジットカード大手ビザが２日発表した２０１６年１０～１２月期（１７年度第１四半期）決算は、純利益が前年同期比６．６％増の２０億７０００万ドル（約２３００億円）となった。ビザヨーロッパの買収が増収に寄与したほか、支払い処理件数も順調に増加した。 １株当たり利益は０．８６ドルと、市場予想平均（トムソン・ロイター調べ）の０．７８ドルを上回った。 営業収入は２５．１％増の４４億６１００万ドル。部門別の内訳は、カード利用に対して支払われるサービス収入が１６．６％増の１９億１８００万ドル、データ処理収入が２７．９％増の１８億９２００万ドル、国際決済による収入が４４．４％増の１４億８９００万ドルと、軒並み２桁増を確保した。 カード利用の支払額は、ビザ・ヨーロッパを含めて３８．６％増の１兆８０００億ドル。地域別では、主力の米国が１２．４％増の８０３０億ドル、アジア太平洋が９．４％増の４１９０億ドルと、ともに好調だった。このほか、中南米は１１．９％増、中欧・中東・アフリカは１９．８％増、カナダは４．６％増、欧州は３５２０億ドルだった。 ビザのネットワークを通じた支払い処理件数は４４％増の２７３億２９００万件となった。（2017/02/03-19:04）
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