〔決算〕極東証券、16年4~12月期は増収増益=債券トレーディング好調
2017/01/27
株式会社 時事通信社
極東証券=2016年4~12月期連結決算は増収増益。トレーディング損益が南米を中心とした新興国の債券ディーリングや販売で好調だったほか、連結子会社の減少に伴い販売費・一般管理費が減少したことなどが収益に寄与した。一方、英国の欧州連合(EU)離脱や、トランプ氏が当選した米大統領選挙による株式市場の混乱は一時的だったが、受け入れ手数料は前年同期比29.6%減の15億5200万円と低迷した。 記者会見した茅沼俊三常務は、「アルゼンチンなどの10%近いクーポンの債券も取り扱っているが、ソブリンリスクを承知している富裕層を中心とした一定の顧客によく売れている」と話した。(2017/01/27-12:36)
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