名古屋銀・愛知銀・中京銀、愛知県と地方創生で包括協定
2017/01/26
株式会社 時事通信社
名古屋銀行、愛知銀行、中京銀行の3行は26日、愛知県と地方創生に向け包括協定を締結した。県内企業のビジネスマッチングや観光振興、女性の活躍促進など幅広い分野で連携し、地域経済の活性化を目指す。連携するのは7項目。観光振興の取り組みとして、県が建設を計画する大規模展示場のPRへの協力も盛り込まれた。 締結式には3行の頭取と大村秀章知事が出席。名古屋銀行の中村昌弘頭取は「中小企業の海外進出支援や、訪日外国人受け入れに向けた県内商工会議所への支援などを目玉として考えている」と表明。力を入れたい分野として、愛知銀行の矢沢勝幸頭取は過疎化が進む奥三河地方の活性化を、中京銀行の室成夫頭取は女性が活躍している企業への支援と休眠特許の活用を、それぞれ挙げた。 大村知事は「東京一極集中を止める一番手は愛知だ」と強調。「県の施策と3行の情報ネットワークがかみ合い、中小企業を盛り上げていければ」と意気込みを語った。(2017/01/26-15:38)
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