東証、カブドットコムとインタラクティブに過怠金=不適切な売買審査で
2017/01/26
株式会社 時事通信社
東京証券取引所は25日、インタラクティブ・ブローカーズ証券(東京)とカブドットコム証券にそれぞれ2000万円、1000万円の過怠金を課す処分を発表した。日本取引所自主規制法人による定期検査で、不公正取引を防ぐための売買審査がずさんに行われていたことが判明したため。2月末までの業務改善報告書の提出も求めた。 東証によると、両社は、日々行われる売買審査について、金融商品取引法や東証の規則で定めた基準を大幅に下回る不適切な抽出をしていた。こうした対応の結果、インタラクティブが取り扱った取引では、実勢とかけ離れた株価で買い注文を入れ、直後に取り消す「見せ玉」の取引が多数行われていたことが判明したという。(2017/01/25-18:19)
この記事の情報発信者
株式会社 時事通信社
時事通信社は、日本の代表的な通信社として、速報性と専門性を兼ね備えたニュースを新聞社、放送局だけでなく、金融機関、官公庁、ポータルサイト向けなど、様々な分野に提供しています。