オリックス生命も保険料上げ=マイナス金利で運用難
2017/02/13
株式会社 時事通信社
オリックス生命保険は13日、保険料を毎月納めるタイプの保険商品について、保険料を引き上げると発表した。日銀のマイナス金利政策の影響で市場金利が低下し、厳しい運用環境が続いているため。死亡時に保険金を支払う終身保険や貯蓄性の高い養老保険などで値上げする。生保業界では、日本生命保険も終身保険などの保険料引き上げを発表している。 オリックス生命の終身保険で見ると、30歳の男性が死亡時保険金500万円の終身保険(払込期間30年)に加入する場合、毎月の保険料は1万920円と18.2%(1680円)高くなる。4月2日の契約分から適用する。 金融庁が保険料算出の目安となる「標準利率」を4月に現在の1.0%から0.25%に引き下げることを反映した。(2017/02/13-17:27)
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